３月に入ると、山形県内は雛祭りで賑わいます。お雛様なんてどこにでもあるよ、と言いたくなるけど、こちらの雛祭りは本当にすごい。紅花を通して、上方文化と深い交流があったせいだと言われていますね。米や紅花と入れ替わりに、上方から日用品と共に雛人形がもたらされたようです。

写真は「鶴岡雛物語」のリーフレット。致道博物館、三井家蔵座敷、丙申堂など、いずれも見逃せません。ミニチュアの雛道具が美しい。

お隣酒田市では「春色の酒田雛街道」と題して、本間美術館・本間家旧本邸・旧鐙屋・相馬樓などで賑々しく、若々しく。特に本間美術館のそれは数も多く、また巨大な雛人形で、みなさんビックリされるのでは？